多様性あふれる街 ロサンゼルス(NIC NEWS12・1月号より)

2014年12月08日

名古屋市市長室国際交流課 国際交流員 カイル・セラ
 
 みなさんはロサンゼルスと聞いて、どんなイメージが思い浮かびますか? テレビやハリウッド映画の印象から、ロサンゼルスは英語を話す白人の住む街だと思われているかもしれません。実は、ロサンゼルスの街を実際に歩いてみると、聞こえてくるのは英語よりもスペイン語のほうが多いのです!今回の記事では、アメリカという国を象徴するロサンゼルスの人口構成に触れ、ロサンゼルスの文化の多様性について紹介します。

 ロサンゼルス市(人口:379万2621人)は、ニューヨーク市に次いでアメリカで二番目に人口が多い都市です。ロサンゼルスには多彩な文化的背景を持つ人々が暮らしており、世界でも有数の民族、文化的多様性に富んだ地域です。ロサンゼルス市のあるカリフォルニア州はメキシコに隣接しており、かつてはメキシコの一部でもあったため、ロサンゼルスの人口の
半分はラテン・アメリカ系で、人口の6割以上が英語以外の言語を話します。市の公用語は英語ですが、家庭など日常生活では母国や祖先の言語を使います。ときには日本語も聞こえてくるかもしれません。実は、日系アメリカ人の6割はカリフォルニア州とハワイ州に暮らしており、カリフォルニアは日本人・日系アメリカ人の人口が最も多い州なのです。日系アメリカ人は、国全体の人口と比べると非常に少ないのですが(0.42%)、ロサンゼルスだけで見ると人口の1%(国の平均の2倍以上)にもなります。
 
 私はアメリカ人ですが、アメリカを知らない人にアメリカのことを伝えるのはとても難しいことです。メディアから伝わってくるアメリカのイメージは、ごくわずかな一部の側面にすぎません。私
には自分の民族、言語、生まれ育ち、信念がありますが、全く違う背景を持った人々が何億人もいます。それでも、私たちは同じアメリカ人なのです。

 本当のアメリカを理解する一番の方法は、自分の目で体験することだと思います。英語が通じないこともありますが、驚かないでくださいね!

参考文献:
2010年米国勢調査(センサス)、米国勢調査局
2008~2012年 アメリカン・コミュニティ・サーベイ、米国勢調査局


<< 前の記事 | 次の記事 >>

▼年別アーカイブ

  • 入会案内
  • 活動報告

名古屋姉妹友好都市協会
〒460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1-1 名古屋市観光文化交流局観光交流部国際交流課内
TEL:(052)972-3063 FAX:(052)972-4200
E-mail:info@nsca.gr.jp

↑