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コンサート「ヴァイオリンがつなぐトリノと名古屋」終演しました!

事業報告

名古屋市とトリノ市の姉妹都市提携10周年を記念して企画したコンサート「ヴァイオリンがつなぐトリノと名古屋」が、8月7日(金)に中川文化小劇場で本番を迎え、盛況のうちに終演しました。
演奏会の前半はトークセッション。名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの田野倉雅秋さんと(株)ヴィルトゥオーゾの真下佳紀さんが、トリノと名古屋におけるヴァイオリン製作の歴史を紹介しながら、それぞれの街が生んだヴァイオリンの特徴と魅力について語りました。また、トリノ産のヴァイオリンの名器「プレッセンダ」「ロッカ」「オドーネ」そして名古屋の鈴木バイオリン製のヴァイオリンを田野倉さんが試奏し、音色の違いを皆様に聴き比べていただきました。
演奏会の後半では、田野倉さんがトリノ産のヴァイオリン「プレッセンダ」と「ロッカ」を使い、パガニーニの「カンタービレ」などイタリアにちなんだ曲を演奏し、会場の皆様にイタリアのサウンドを堪能していただきました。また、午前の公開レッスンを受けた子どもたちによるバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」の披露も。最後は田野倉さんによるタルティーニの「悪魔のトリル」の演奏で締めくくられました。
ロビーでは、姉妹都市トリノの街並み・産業・文化や名古屋市との交流を紹介する展示や、イタリア・トリノ関連書籍の展示、10周年記念ロゴ入りクッキーなどの販売も行いました。
今回の企画は、ヴァイオリンという視点で名古屋とトリノの共通点を掘り下げるものでした。名古屋姉妹友好都市協会では、引き続き今後も様々な分野で姉妹友好都市に親しむイベントを企画していきます!